Saori@destinyからSaoriiiiiへ。


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私はAstrud Gilbertoをよく聞いていて、彼女の喉から発せられる「ささやき声(ウィスパーボイス)」が大好きだ。彼女の代表的な曲は「The Girl From Ipanema(イパネマの娘)」だろう。

 

 

私の意見は周りからかなり変わっていると言われ相手にされないが、Saori@destinyはAstrud Gilbertoの歌声に相通ずると思ってよく聞いている。Astrud Gilbertoと同様、Saori@destinyのどんな残酷な歌詞であれ、"WOW WAR TECHNO"のようなヘビーな音のアルバムであれ、クールなウィスパーボイスで心が落ち着き洗われるのである。私のiTunesの中で再生回数は上位に食い込んでいるほど(特に「グロテスク」)。

 

 

Saori@destinyは早い段階で2種類の歌声があり、「My Boy」が挙げられるだろう。インディーズデビューシングルの「My Boy」、1stアルバム"JAPANESE CHAOS"の「My Boy (new vocal styling mix)」である。前者は声のトーンが高く私は聞くに堪えないが、後者は心地よく聞ける。心地よいボーカルのスタイルは"Domestic domain"まで続いた。

 

Saoriiiiiになり「3cmディスタンス」、「浮世ディスコ」、「money」と聞き、私は単なるリスナーで音楽制作に関してはずぶの素人で率直な感想しか言えないが、今のボーカルのスタイルは全般的に不安定だと思う。「3cmディスタンス」の頃から違和感があり「money」を聞いて確信した。

 



Saori@destinyの声を聞いたあとのSaoriiiiiで、私がそう思っているのか、ブランクがあるからか、あるいは意図して不安定にしたのかもしれない。「money」はSaoriiiiiとなってから、ピカイチで良い歌詞と楽曲だが、ボーカルのスタイルをもう少し煮詰めたほうがいいと思うのは私だけだろうか?

今後に期待したいと思う。

 

●追記(2015/02/06)

"Saoriiiii「money」LIVE MOVIE"を貼り付け。

●追記(2015/03/08)

Twitterを眺めていたら私のブログの感想(であろう)を見つけた。こちらの方々のほうが的確なことを言えるかも…。

 

https://twitter.com/nicchi_star/status/564290203552985088